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 森近トレーナーのコラム

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■森近トレーナーのコンディショニングルーム■

Vol.4 栄養について

栄養について少しまとめていきたいと思います。

 

トレーニング期における一日あたりのエネルギー摂取量は3500〜4000 kcalとされています。これまでに言ってきた食事ピラミッドと6つのお皿を考えながらバランス良く食べることが重要です。

 

もっと意識させるためには食事ノートもしくはコンディションノートを自分でつけるようにします。食事は毎食ごとに内容と摂った時間を記載してゆきます。もちろん補食についても記載してゆきます。量が分かるものについてはそれも記載します。

 

この際に6つのお皿別に記載してゆけば自分の食事の傾向が分かるし、問題点や改善点も分かると思います。ある程度習慣化されれば自然に何を食べたら良いかが分かってくると思うので、がんばって食事内容を記録してゆきましょう。

 

そして毎日の体重も同様に記載してゆきます。時間は朝起きてから朝食までの間に計測してみてください。体脂肪も計測できるヘルスメーターであれば、それも記載します。もし自宅にヘルスメーターが無ければ、学校や友人宅などで時間を毎日統一して計測してみてましょう。

 

栄養のこと(体作りのこと)も分かるし疲労具合も見えてきます。トレーニングと食事、休養のバランスが崩れて慢性疲労の状態にならないように毎日の自分の体調をチェックして管理出来るようになりましょう。

 

さらに体温と脈拍数も朝の体重測定時にチェックしてゆけばコンディションノートはかなり充実しますね。脈拍数は手首のところで15秒間の回数を4倍したものを(つまり1分間の脈拍数)記載してください。

 

自分の平均や傾向が分かってくれば栄養や休息を体が必要としているサインを自分で知ることが出来ます。良い選手は自己管理が出来る選手と行って来ましたが、その第一歩として自分の体の状態を知らなければなりません。感覚的に体が重く感じるとか、だるいとかだけでなく、客観的なこれらのデータを毎日チェックしてゆくことで予防や対策を講じることが出来ると思います。まずはコンディションノートを作って毎日継続してみてください。

 

この先にも海外遠征、海外での試合、海外留学、海外でプレーする選手も現れてくると思います。一流選手やオリンピックなどの場合であれば、食事に関して事前に調査してくれるスタッフがいます。また、日本食の差し入れやシェフまで帯同させることもあります。

 

しかしそこまでの選手でなければ現地のものを自分で考えて摂取していかなくてはなりません。食事で失敗して海外でのプレーが思うように出来かった、なんてことも考えられます。やはり何でも食べられる、どこでも寝られる、しっかり動ける選手がグローバルに成功してゆける選手だと言えるでしょう。

 

バランスの悪い食事、疲労、障害発生といった一連の悪循環を引き起こさないためにもノートを作ってみましょう。体の不調な部分(例えば痛めている場所やケガをした箇所)も同時に記載してみてください。骨や筋肉の問題と関連があるかもしれませんし、大事な時期を棒に振らないためにもこのような形から予防してゆきましょう。(つづく)

【Profile】
もりちか・たかゆき 1969年生まれ、岡山県出身。独身。理学療法士、アスレチックトレーナー、日本赤十字社救急法救急員。HAJAXS F.C.専属トレーナー。
※次回よりサッカーのトレーナー仲間が当コラムに役立つ情報を寄稿してくれることになりました。別冊として参考にしていただきたいと思います。
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